みなさん、お勉強おつかれさまです!(^ ^)
さて、ここまでの単元とはうってかわって
ここからは気体の性質について考えていきましょう!!
ボイルの法則
一定の温度のとき気体の圧力\(p\)と、体積\(V\)の間には以下の関係が成り立ちます。
$$p \cdot V = 定数(気体の量や温度に依存する)$$
ボイルがこのような法則を考えた理由を紹介します。
空気が原子からできていると確認できなかった
昔の時代に、ボイルは空気が、
「分子」と「すきま」
からできていると考えました。
なので、空気を圧縮すれば、そのすきまが少なくなると考えました。
そして、そのすきまが減れば減るほど、★
分子同士の衝突回数も増えるだろうと考えました。
分子同士の衝突の回数が増えるということは、
圧力が大きくなるということです。
つまり「体積が減れば、圧力が大きくなる」
という関係があることを見つけました。
この圧力\(p\)と、体積\(V\)の関係を式で表すと、
$$p \cdot V = 定数(気体の量や温度に依存する)$$
となります。
この式を少し変形すると
$$p = \frac{定数}{V}$$
このように反比例のグラフになるのです!!
グラフを描いてみると以下のようになります。
まとめ
ボイルの法則:一定の温度の下では、\(p \cdot V = 定数\)が成り立つ。
この単元は以上です!お疲れ様でした!
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